2012年 11月 01日
YUMのこと・・・・ |
今日で2週間が経ちました・・・
YUMが、突然に倒れた。
口元からは、大量のヨダレがこぼれ、目は激しく左右に振れ・・
フラフラと震える足と焦点の定まらないままの二つの目は、、
空中を懸命にオッサンを探してた。
動転する気持ちを、落ち着かせる様に何度も、何度も、
「アカン・アカン・落ち着け」言うて、、自分に言い聞かせ、、
夜間救急病院に向かった。
診察室では、地べたに座りYUMを抱き抱えて酸素を与え続けた。
治まる行方の見えない、二つの目は完全に怯えていた。
担当医師の診断は、3っつ考えられた。
大事なのは、48時間以内にどれだけ回復の方向に向かうかと言われた。
その状況によって色々な処置が必要になると付け加えられた。
病院を出る頃には既に3時間近く経過してた・・・・
「ほな、カカーとプーが待つ家に帰ろか・・YUM」言うて・・
ゆっくり、YUMを抱きかかえ車に乗せようとした時に・・
フラつく足です~っと身体をすり寄せてきた・・・
その瞬間に堪えてきてたモンが一機にあふれ出た。
家に着くと、自己嫌悪に陥ったカカーが真っ赤の目で走り寄ってきた。
二人で話した。 約束した。
「後ろ向きの涙は、も~やめや。前向きの涙だけ流そ・・」
そんな言いだしっぺのオッサンも一人になると約束を破った。
恐らくカカーも一緒やったと思う。。
翌日の朝、目の振れは少しマシに見れた。 でもゴハンを食べようとしないYUM・・
この時ばかりは、二人共に声を殺す事が出来なかった。
机の周りをガタガタ走り回るプー電(凛)も静かになった。。
でも、病院から戻った昼をすぎた頃から、ゆ~くり、ゆ~くり、
ユラユラと自力で起き上がるYUM。。
カリ・ポリと音をたててゴハンを食べだすYUM。。
夜には、1歩、2歩、と確実に自分で前に進む気持ちを持ち出したYUM。
しゃがみこんで、「おいで。」って手ぇいっぱいに広げると、
フラフラの足取りで、一生懸命にオッサンめがけて歩いてきた5歩・・
真っ暗ないつもの公園で声あげて泣いてもた・・・
家に帰って、オッサンの真っ赤かの目を見て泣き出すカカー。
この日の晩の涙から、後ろ向きの涙は真っ黒クロスケと共に我が家から家出した。。
それからの、YUMの状態は日に日に回復して行き担当医の先生からも
「もう、深刻な問題は心配しないでダイジョウブ」と背中を叩かれる。
そして今回の症状は「特発性前提疾患」と判断される。
年齢的なところから来る、神経性の病気の様で、時として斜頚の後遺症が
残るケースも有るが、生死に関わる問題では無いと説明されて一安心。。
発症してからの、この2週間たくさんの知人、友人から頂いた
温かい言葉に支えられ、改めてYUMを通じてたくさんの人に出会い、そして
YUMを通じてその人の心の深さを知るコトができた。
そんな心配して頂いた方達に、このブログを通じて何度かYUMの経過状況を
報告しようと試みたけど、どうしても文字にして伝える事が出来ず、、
今になってしまった。 アリガトウゴザイマス。。
ようやく、今、少し落ち着いてこの2週間を振り返る事が出来て思うコトは・・
なんやろ?
YUMがオッサンとカカーに送ってきた。
ちょっとした通告のように今は、感じている。
いつか、サヨナラをする日は必ず来る。
でもその日が、突然訪れた時に少しでも二人への負担と悲しみが
襲い掛からない様に、予行演習じゃないけど・・・
なんか、そんなYUMのキモチみたいなモンを、感じている。
もう、12歳を過ぎたYUM。
今までは、口ではもうトシやねん。わかってるで~って言うてても
どっか端っこで、「YUMは不死身やねん」。みたいなモン持ってた・・
でも、今回のYUM通告で痛感させられた。
だからと、言って可愛い、可愛い、する気は全くない。
今までどおりのスタンスと距離感を持って傍にいる。
いつも・・ ずっと・・・
さいごに・・・
オカラの脳みそでは、ウマイ事、マトめる事が出来ずこんなに長い文に
なってしまいました。 最後まで根気よ~読んでくれはった人・・
お店に遊びに来て下さい。
少し頚の曲がったYUMと・・根性のひん曲がったオッサンと・・
ベッピンのカカーとプーで待ってます。
ほな・・・
フム?
ん?
「ダイジョウブやよ・・」心配してくれてアリガト・・
YUMが、突然に倒れた。
口元からは、大量のヨダレがこぼれ、目は激しく左右に振れ・・
フラフラと震える足と焦点の定まらないままの二つの目は、、
空中を懸命にオッサンを探してた。
動転する気持ちを、落ち着かせる様に何度も、何度も、
「アカン・アカン・落ち着け」言うて、、自分に言い聞かせ、、
夜間救急病院に向かった。
診察室では、地べたに座りYUMを抱き抱えて酸素を与え続けた。
治まる行方の見えない、二つの目は完全に怯えていた。
担当医師の診断は、3っつ考えられた。
大事なのは、48時間以内にどれだけ回復の方向に向かうかと言われた。
その状況によって色々な処置が必要になると付け加えられた。
病院を出る頃には既に3時間近く経過してた・・・・
「ほな、カカーとプーが待つ家に帰ろか・・YUM」言うて・・
ゆっくり、YUMを抱きかかえ車に乗せようとした時に・・
フラつく足です~っと身体をすり寄せてきた・・・
その瞬間に堪えてきてたモンが一機にあふれ出た。
家に着くと、自己嫌悪に陥ったカカーが真っ赤の目で走り寄ってきた。
二人で話した。 約束した。
「後ろ向きの涙は、も~やめや。前向きの涙だけ流そ・・」
そんな言いだしっぺのオッサンも一人になると約束を破った。
恐らくカカーも一緒やったと思う。。
翌日の朝、目の振れは少しマシに見れた。 でもゴハンを食べようとしないYUM・・
この時ばかりは、二人共に声を殺す事が出来なかった。
机の周りをガタガタ走り回るプー電(凛)も静かになった。。
でも、病院から戻った昼をすぎた頃から、ゆ~くり、ゆ~くり、
ユラユラと自力で起き上がるYUM。。
カリ・ポリと音をたててゴハンを食べだすYUM。。
夜には、1歩、2歩、と確実に自分で前に進む気持ちを持ち出したYUM。
しゃがみこんで、「おいで。」って手ぇいっぱいに広げると、
フラフラの足取りで、一生懸命にオッサンめがけて歩いてきた5歩・・
真っ暗ないつもの公園で声あげて泣いてもた・・・
家に帰って、オッサンの真っ赤かの目を見て泣き出すカカー。
この日の晩の涙から、後ろ向きの涙は真っ黒クロスケと共に我が家から家出した。。
それからの、YUMの状態は日に日に回復して行き担当医の先生からも
「もう、深刻な問題は心配しないでダイジョウブ」と背中を叩かれる。
そして今回の症状は「特発性前提疾患」と判断される。
年齢的なところから来る、神経性の病気の様で、時として斜頚の後遺症が
残るケースも有るが、生死に関わる問題では無いと説明されて一安心。。
発症してからの、この2週間たくさんの知人、友人から頂いた
温かい言葉に支えられ、改めてYUMを通じてたくさんの人に出会い、そして
YUMを通じてその人の心の深さを知るコトができた。
そんな心配して頂いた方達に、このブログを通じて何度かYUMの経過状況を
報告しようと試みたけど、どうしても文字にして伝える事が出来ず、、
今になってしまった。 アリガトウゴザイマス。。
ようやく、今、少し落ち着いてこの2週間を振り返る事が出来て思うコトは・・
なんやろ?
YUMがオッサンとカカーに送ってきた。
ちょっとした通告のように今は、感じている。
いつか、サヨナラをする日は必ず来る。
でもその日が、突然訪れた時に少しでも二人への負担と悲しみが
襲い掛からない様に、予行演習じゃないけど・・・
なんか、そんなYUMのキモチみたいなモンを、感じている。
もう、12歳を過ぎたYUM。
今までは、口ではもうトシやねん。わかってるで~って言うてても
どっか端っこで、「YUMは不死身やねん」。みたいなモン持ってた・・
でも、今回のYUM通告で痛感させられた。
だからと、言って可愛い、可愛い、する気は全くない。
今までどおりのスタンスと距離感を持って傍にいる。
いつも・・ ずっと・・・
さいごに・・・
オカラの脳みそでは、ウマイ事、マトめる事が出来ずこんなに長い文に
なってしまいました。 最後まで根気よ~読んでくれはった人・・
お店に遊びに来て下さい。
少し頚の曲がったYUMと・・根性のひん曲がったオッサンと・・
ベッピンのカカーとプーで待ってます。
ほな・・・
フム?
ん?
「ダイジョウブやよ・・」心配してくれてアリガト・・
by 5CHEERS
| 2012-11-01 18:43
| YUM ラブラドール